一人の女性シンガーに思う

猪崎有佳という歌々いがいる。
彼女のステージはまだ2回しか体験していないが、
初回から鮮烈な印象があった。

エスニックな旋律。
独特な動き。
エキゾチックな表情。
見る者を別世界に誘うかのようなステージだ。
彼女自身が作ったという歌のすべてに、自然界と、
その中に生きる女性(ご本人)の情念が綴られている。
外見と楽曲が、これほどマッチしている方も珍しい。

『螺旋』に歌われる女の本質と狂気には、同じ女として共鳴を覚えてしまう。
『夢魔』に着いて行くという弱さがあり、
それでいて『次に出会ったら大きくなっている』という強さもある。
『大地の神』を歌う時、まるで古代の巫女のように思えるのは
錯覚なんだろうか。

持ち歌が少ないと言われ、まだCDを作る予定もないようだが、
この先、どんな歌を作り歌ってくれるのか、
実に楽しみなシンガーなのである。

             2003. 5. 27

祈夢


また書いて頂きまして、 嬉し恥ずかしありがとうございます。
まだまだまだまだな(笑)私のライブを、こんな風に観て頂いて。
私自身、影響される事がたくさんあります。
一度、この方のお心の中に侵入して、その感性感覚を覗いてみたいです。
ホントにありがとうございます!
文章負けしないようなライブを目指して、がんばりまーっす♪

                   by ユカ



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