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2016年
6/28(水) 愛猫みぃたんの看病その6

お昼過ぎ頃から、とうとう痙攣が始まった
病院に行ったら、もう意識がなくなっていると言われた
この先、意識が戻ることは難しいだろうと

この日の前日はぐったりしていたけれど
いつものように病院でおしっこを抜いてもらって
夜はシリンジから少しだけ水を飲み込んでくれて
おめ目もうっすら開いていて
なんとなく、その日の夜は一緒に寝たんだよね
久しぶりにママの腕の中で
幸せだねぇって言いながら一緒に眠った
朝も変わらずぐったりしていたけれど
ちゃんと呼吸していて
おめ目も昨夜と同じようにうっすら開いていて
シリンジからの水は飲み込めなかったけど
皮下補液はいつも通りやったから
とりあえず病院の予約時間まで様子を伺っていた
だから全く分からなかったんだよ
意識がないなんて
みぃたんが痙攣を起こして病院に連れて行くまで
全く分からなかったよ
ズルいよみぃたん…
ごめんね、ありがとう

6月28日の夜は
昼間に病院で痙攣を止める薬を注射してもらったので
みぃたんはまた静かにぐったりとなった
意識がなくても生きている
みぃたんを撫でると温かくてね
このままでも良いから、とかね
また奇蹟が起きて意識が戻るんじゃないか、とかね
でも苦しいならもうがんばらなくていいよ、とかね
そんなことを一人で思いながら
なぜか私はすごく落ち着いていたんだよね
でも少しずつ呼吸が荒くなってきて
みぃたんが旅立とうとしていることが分かったよ
パパ早く帰ってくるといいねって言いながら
二人で静かに待ってたんだよね
パパも急いで帰ってきてくれて
間に合ってよかったね
パパが帰宅してからも2時間くらいがんばったんだよね
みぃたんの最期はぐーっと顔を上げてお空を見上げて
シューっと息を吐きながらゆっくりと顔を落としていって
静かに静かに息を引き取った………
と思ったらハァーっとまた息を吸い込んで(びっくり!)
そしてまた静かに、今度こそほんとに行っちゃった?かな?
あれ?みぃたん?もう行ったのかな???
ってかんじだったね(笑)
ごめんねみぃたん、ママ思わず笑っちゃったんだよね^^;
だってパパもママもほんとにびっくりして
パパなんて涙目のまま鳩が豆鉄砲食らったような顔してたんだもん
最期の最期まで、笑かしてくれたね
えらかったね、よくがんばったね
しっかり生き切ったね
ママはもうその生きっぷりに感服いたしました

みぃたんはね、ほんとはここに書ききれないほど
若い頃からしんどい思いもいっぱいしてきた子だったけれど
それでもいつも穏やかで、静かで、優しくて
帰宅するとしっぽ振りながらベッドから飛び降りて出迎えてくれて
まるで犬のように(笑)
なでなでするとすぐゴロゴロと喉を鳴らしてご機嫌さんになって
いつも私達夫婦の心を癒してくれて
だからこそ、幸せな旅立ちができたのかもしれない
私もいつかあんな旅立ち方したいわぁ
みぃたん、これからは師匠と呼ばせてくだせー(笑)
とかね、マジに思ったりしてね^^

みぃたん、ほんとうにお疲れ様でした
たっくさんの幸せをありがとうございました
あっちに行ったらみいかお姉ちゃんに伝えてね
いつも一緒だよって
あなたがいたからママは母親になれたんだよって
ありがとう、ってね^^

おわり。そして幸せは続く〜♪

追記
ほんとはね、今も何処かで猫ちゃんの看病している方々のために
みぃたんの闘病記を細かく書こうと思ってたんだけど
これがなかなか書けなくてね
辛かった時のことをあまり思い出したくないというのが本音
それにみぃたんの場合、若い頃からの闘病だから莫大な量になる
民間療法でのサプリメント等もいろいろ試したけれど
どれが合う合わないは猫さんそれぞれだし
新しい治療法も日に日に進歩してる
そんな中で信頼できる獣医師さんを見つけ
いろいろと意見を聞いて、最終的には飼い主が決断していく
後悔がないと言えば嘘になる
どんなに力を尽くしても、それは少なからずあるものなのでしょう
それでも私が言えることは
飼い主さんが一生懸命に考えて決めたことは
それが一番正しい決断、治療法なのだということ
今まさにご闘病されている方々へ
皆様の猫ちゃんワンちゃんが
たくさんたくさん元気に長生きしますよう
心よりお祈りしております
みんなみんな、明るくエンヤコラ♪
6/23(木) 愛猫みぃたんの看病その5

みぃたん突然の呼吸困難
病院で処置してもらい、この日からぐったりするようになった
食欲は殆どない
シリンジでの給餌では少しだけ飲み込んでくれる
がんばるねぇ、みぃたん
ママはとことん付き合うからね
みぃたんがいけるところまで
精一杯、生き抜きなさい
なんにも心配はいらないよ
ママはずっとみぃたんのそばにいるからね

みぃたんのためならエンヤコラ
明るく覚悟でエンヤコラ
日々の幸せエンヤコラ
6/15(水) 愛猫みぃたんの看病その4

奇蹟の日々はそんなに長くは続かなかった
持病のてんかん症状である眼震や旋回がまた出てきた
旋回するも上手く歩けなくて倒れ込む
倒れても倒れても、眼震で頭が右に傾くため
また立ち上がって回ろうとする
その度に抱きしめて、いろいろと対処して
優しく静かに歌を歌ってあげて
だましだまし落ち着かせていた
ご飯も自力で食べられなくなって
癌の痛みからか、少し怒りっぽくなった

みぃたんのためならエンヤコラ
明るく覚悟でエンヤコラ
日々の幸せエンヤコラ
6/5(日) 愛猫みぃたんの看病その3

膀胱穿刺での尿抜きを開始して9日目
いくつかの小さな奇蹟が起きた
だんだんと食欲が出てきて
全く食べられなくなっていたカリカリまで
少しだけど自力で食べてくれる!
目の上に出来ていた1センチ程のしこりも
いつの間にか消えていた!
万年便秘で大変だったう◯ちも
毎日のようにすんなり出してくれる!
病院の先生や看護師さんにも懐き始めた♪
そして極めつけは
一時は歩くことすらままならなかったみぃたんが
以前のように自力でベッドに飛び乗った!!!
その瞬間、ママ涙が溢れたよ
嬉しくて嬉しくて
有り難くて有り難くて
もう何もいらないと思った
全てに感謝した日


その頃の写真がこれ
体重1.8キロのやせ細った身体だけれど
目は燦々と輝き
その瞳には確かにママが写ってる
目が見えない子だったけれど
この瞬間は見えていたのではないか
本気でそう思えた日
みぃたんありがとう、全ての存在へありがとう

みぃたんのためならエンヤコラ
明るく覚悟でエンヤコラ
日々の幸せエンヤコラ



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